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23日火曜日は、ドル円は再び110円方向へ円高が進むも株価は堅調で、為替変動と株価変動がリンクしない、これまでとは違った動きが見られた。

ソフトバンクは2016年2月15日に自社株買いを発表したが、今月は多くの企業で自社株買いの発表が続いている。フジクラも昨日発表した自社株買いが好感されて今日は大幅に値を上げている。

市況の雲行きが怪しくなる中、企業は積極的な設備投資を進めにくい環境となっている。そうした手元に潤沢な資金を持つ企業が自社株買いに動くことは理解ができる(自社株買いを実施することで配当支払い額も抑制することが可能)。

直近のマーケットは、マイナス金利などマクロ環境に振り回される値動きが続いてきたが、この流れを断ち切るように本日は個別企業の動向による値動きが目立った。マクロ環境に左右され、年初から全体的に相場が押し下げられていたが、マーケットは次の新しいトレンドを期待していると考えられる。

【米国の景気動向】

米国のGDPは直近になって急激に大きく上昇している。世界的に生産が調整過程に入っている中、米国では小売りが堅調で、個人消費が米国のGDPを底支えしている。

なお、本日24:00より2016年1月の中古住宅販売、2016年2月の消費者信頼感指数が発表されるが、米国の個人消費の状態を確認するためにも、これらの指標は重要である。

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出典: アトランタ連銀website

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