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1. そもそも「金融」って何?

「金融」とは、お金が余っているところから、お金が足りないところ、お金を必要とするところへお金を融通することです。

私たちが普段、お金を預けたり引き出したりで使っている銀行を金融機関といいます。
銀行に預けられたお金はそのまま銀行に保管されているのではなく、お金を必要とする企業や個人へ貸し出されています。銀行は「お金が余っているところ」と「お金を必要としている」ところの仲介役を担っていることから、この仕組みを「金融仲介機能」といいます。

2. 「信用」って何?

金融機関から企業や個人がお金を貸してもらうための信頼度のことです。

銀行は預けられたお金を、企業や個人に貸し出して、世の中に流れるお金の量を増やす仕事をしています。これを「信用創造機能」といいます。

【例)X銀行に100億円の預金残高があった場合】
1. X銀行は1割(10億円)を銀行の金庫に保管して、残った90億円をA社に貸し出します。
2. A社は、借りた90億円をすぐには使わないので、X銀行のA社口座に預けます。
3. するとX銀行の預金額は、額面上 合計190億円(もともとあった100億円+A社からX社に預けられた90億円)ということになります。
4. X銀行は、A社から預けられた90億円のうち10億円を残して、80億円をB社に貸し出します。
5. B社も、借りた80億円をすぐには使わないので、X銀行のB社口座に預けます。
6. するとX銀行の預金額は、額面上 合計270億円(上記190億+B社からX社に預けられた80億円)になりました。

銀行が貸し出したお金は、A社90億円+B社80億円で170億円です。最初にあった100億円が、預金と貸し出しを繰り返すことによって、お金が何倍もの規模に広がることを「信用創造」といいます。また、A社は、90億を返せる能力があると認められたので、銀行から90億円分の借り入れを行うことができました。つまり、A社は90億円分の「信用」を銀行から与えられたことになります。

信用創造

3. 金融機関の種類と役割(仕事)って何?

金融機関にも種類があって、規模の大きさや地域に密接しているような銀行までさまざまです。また、金融機関によって役割にも違いがあります。

【金融機関の種類】
・都市銀行…本社、本店が大都市にあって、支店は全国にあります。メガバンクと呼ばれ、日本の代表的なメガバンクは、三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行の3行です。
・信託銀行…銀行の業務に加えて、現金や不動産などの財産を預かって運用などをしています。
・地方銀行…地方で地域に密接している銀行です。
・信用金庫、信用組合…地元などの中小企業、商店向けの金融機関です。
・ゆうちょ銀行…郵政民営化から郵便局の金融機関の部門が銀行化して業務を行っています。
・ネット銀行…店舗を持たないインターネット専業の銀行です。

【金融機関の役割は経済の動きを良くすること】
預金や貸し出しはもちろんのことですが、金融機関の業務で、日々重要な役割を果たしているのが「決済機能」です。取引で支払うお金のやり取りを、A銀行の口座から取引相手のB銀行の口座に資金を移すことで、取引資金の支払いを仲介しています。クレジットカードの利用代金の支払いも、銀行口座から引き落としがされて支払いが完了しているように、金融機関は決済をすることで、経済が順調に動く役割をしているのです。

 

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