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みなさんが普段の生活で使っているお札や硬貨。発行元やどのように偽造対策がされているかご存知でしたか?
身近すぎてあまり知られていないお金の発行方法や偽造対策を調べてみました。

 

・お金はどこで作られているの?

紙幣の正式な名称は「日本銀行券」です。実際にお札の金額の上には日本銀行券と記載されています。硬貨は「貨幣」が正式名称です。硬貨には「日本国」と表記があります。

実は、一万円札を1枚つくるコストは20円くらいで、一円玉をつくるコストは2円くらいです。

紙幣は日本の中央銀行である日本銀行が発行量を決定して、国立造幣局が紙幣を刷っています。貨幣は日本銀行ではなく、政府が発行量を決定しています。その為、貨幣は政府が造幣局に発注して造ってもらいます。

余談ですが、造幣局では記念硬貨と勲章も造っています。ちなみに、新しい日本銀行券のデザインを決めるのは財務大臣の権限です。

 

・紙幣の偽造防止策

紙幣の偽造防止策は3つの技術から成り立っています。

1.紙の材料が特殊。和紙の原料として昔から使われている「みつまた」などで造られているので、手触りで「本物とは違う?」と判断できます。ちなみに、耐久性にも非常に優れていて紙幣は水に濡れても大丈夫なのです。

2.とても高い技術の「すかし」が入っています。お札を光にかざせば「すかし」部分が見えます。「すかし」がない日本銀行券は偽物です。

3.「深凹版印刷」という技術でインクを盛り上げて刷るためコピーでは出せない質感があります。お札の表面が滑らかかそうでないかで本物と偽物が区別できます。

一万円札と五千円札にはホログラム加工がなされていますね。あれも偽造防止策の一つです。

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引用元:国立印刷局(http://www.npb.go.jp)

・硬貨の偽造防止策

硬貨の偽造防止策は4つの技術で成り立っています。
1.「潜像加工」という技術。500円玉を見る角度を変えることによって彫られている数字が見えたり隠れたりします。

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引用元:造幣局(http://www.mint.go.jp)

2.フチのギザギザを斜めに彫る技術。500円硬貨のフチに彫られているギザギザの模様は少し斜めになっています。

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引用元:造幣局(http://www.mint.go.jp)

3.「微細点」という技術。模様の一部に微細な穴を打つ技術が使われています。

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引用元:造幣局(http://www.mint.go.jp)

4.「微細加工」という技術。髪より細い線で模様が彫られています。

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引用元:造幣局(http://www.mint.go.jp)

これらの高い水準の技術は真似ることが難しく、偽造防止に役立っています。

 

*まめ知識 目の不自由な方への配慮-お札の場合* 

お札の種類を目の不自由な方が識別できるように、お札の隅に金額別に手で触ってわかるイラストがあります。

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【左から、千円札・二千円札・五千円札・一万円札】

引用元:国立印刷局(http://www.npb.go.jp)

また、国立印刷局の開発した音声で識別してくれるアプリケーション「言う吉(いうきち)くん」が無償で使用できます(https://itunes.apple.com/jp/app/yanu-jikun/id760451884?mt=8

「言う吉くん」をスマートフォンにダウンロードし、アプリのカメラ画面をお札にかざすと音声でいくらのお札かを教えてくれます。お買い物のとき、お札の金額を誤認識しないように使うことができます。※お札の真偽の判別機能はありません。

 

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