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引用:日銀(http://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/valid/issue.htm/#p05)

『日本貨幣カタログ』を参照に、現在使われている貨幣が実際の通貨価値より高い値段で取引される理由を探してみました。

現在使われている貨幣は、「通貨の単位及び貨幣の発行に関する法律」により、6種類の通常使われる貨幣の発行が決められています。

古銭ではない、近代や現代の貨幣は、保存がどのくらい良い状態かによって5段階に分けられます。

・「完未」・・・最も保存状態が良く高値が付くランクのモノです。
・「未使用」・・製造や運搬のときにできた、わずかなキズがみられる程度のモノです。
・「極美品」・・「未使用」よりも、目でわかる程度のキズが多いモノです。
・「美品」・・・このランクが一番多いです。
・「並品」・・・全体に変色が見られるなど。

別格のモノが「プルーフ」と呼ばれるモノです。現在、日本で使われている貨幣のなかで、表面を特別に仕上げ、ケースに入れて発行されたモノです。普通は「貨幣セット」として発行されています。「完未」より高値が付きます。

例えば、500円玉には「白銅貨」と「ニッケル黄銅貨」があるのですが、「白銅貨」の方に高値が付きます。その理由は、平成12年からそれまでの白銅貨に代わり、ニッケル黄銅貨が発行されるようになったからです。つまり、もう500円玉の白銅貨は新しく造られていないのです。

500円玉白銅貨は、昭和62年の発行量が一番少なく高値が付き、その中でも「プルーフ」と呼ばれるモノが最も高いのです。この場合、500円玉に3,000円の値がつきます。ちなみに500円玉の白銅貨で「完未」ならば、2,500円と表示されています。

昭和64年の500円玉が、価値が高いと言われることがありますが、流通量で比較しますと、昭和64年は1604.2万枚発行され、昭和62年は277.5万枚の発行量のため、昭和62年の500円玉の希少性が高く評価されています。

平成12年から造られるようになった、500円玉のニッケル黄銅貨は、「プルーフ」と「完未」のみに2~3倍の価格が付いています。この先、500円玉のニッケル黄銅貨が発行されなくなったなら、もっと高値が付く可能性がありますし、「未使用」以下のランクにも値段が付くかもしれません。

現代の貨幣は、希少性と保存状態によって値段のつけ方の理由があるようです。

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