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債券は株式に比べるとあまり馴染みのない金融商品と思う方が多数いらっしゃいます。普段実物を目にするものでもなく、株式のように毎日の値動きを追う事もありません。

しかし債券は経済社会の中で重要な役割を果たしており、企業から見れば効率的に資金を調達できる手段です。

債券は企業のみが借り入れできる手段ではなく、国や地方自治体なども債券を借り入れすることができます。国債も国が発行している債券です。

債券とは、お金を借りたい側と貸したい側の橋渡しをすることです。その借用証書の役目が債券です。

債券の特徴としては、借りる側が大きな金額を集められるという特徴があります。

たとえば、お店を出したいときに1000万円調達する必要があるときに、一人の人から全額借りることは非常に難しいですが、多くの人から分割して借りるという方法をとれば効率的に資金を調達することができますね。5年貸してくれたら、毎年2%の利率を支払います。といった条件をつけてお金を集めます。

2%の利息がつくなら貸してもいいかな、という人がたくさんいるとお金を集めてお店を出すことが出来ますね。

借りたい人に信用が高ければ高いほど、少ない利率で募ることができますが、信用が低いと利率を高くしなければなりません。企業も国も、信用が低いと高い利率を提示しますが、あまりに高い利率だと今度は、そんな利息払い続けられないと思われてしまいます。

ここまでは債券を売る側(お金を借りたい人)のメリットをお話してきましたが、買う側(条件によってはお金を貸してもいい人)のメリットとしては、リスクを抑えながらリターンを期待できるというメリットがあります。

債券は金融商品の中でもリスクが低いほうです。もちろん元本保証ではありませんので、元本(貸したお金)が無事に全額戻ってくることを前提に債券を買う判断をしなければなりません。判断をする一つの指標としては、格付け会社が発表している格付けが高ければ高いほど、債券を発行する企業・国などの信用は高いと判断できます。

 

そして債券は利払いの条件のもとに、決められた利率で利息を受け取ることが出来ます。株式の場合は配当がそれにあたるものですが、配当は企業の業績によって増減があり、無配当になる場合もあり、将来の予測がつきません。

金融商品として、預金・債券・株式はそれぞれ性格が異なりますので、リスクと期待リターンを比較してみますと、このようになります。ここで比較する債券の種類は高格付けの利率が1%~2%のものとします。

・リスク    預金<債券<株式

・期待リターン 預金<債券<株式

3つで比較しますとリスクと期待リターンが中間に位置します。定期預金の利率なら預けてても…、でも株をやるのはちょっとこわいなぁ…。と思っている方にぴったりな金融商品かと思います。

国内で大手の企業が発行する社債は、売り出しとともに数日で完売してしまうものもありますので、投資家にとっても魅力に映る金融商品のひとつです。近年発行されたソフトバンクの社債は利率の条件が比較的高く、人気を博しました。

ただ気を付けて頂きたいのは、償還期日とともに必ずお金が還ってくる、条件通りに利息が受け取れるとは限りませんので、高利率で飛びついて購入しないよう、購入時はしっかりと企業の業績や内部留保を調べておくべき必要があります。企業の業績が悪くなれば、約束は守られないこともありますので、見極めは大変重要です。

 

債券の種類によってはリスクの高いものや複雑な仕組みを持っているものもあるので、リスクが全くない金融商品ということを忘れないでください。

 

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