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「貨幣」が流通しだすと、それを管理し商売にする人があらわれました。

江戸時代の時代劇でよく耳にする「両替商」のことです。

両替商の主な仕事は2つあります。金銭の売買を行うことと、「預り証」というものを発行して、信用取引を仲立ちすることです。

 

この「信用取引」と言う言葉は、よく株取引など投資の用語として今でも使われています。

信用取引とは、投資家が証券会社から手持ちの資金以上の株券などを借りて、取引を行うことを指します。もちろん、この時に担保がいります。

 

時代がすすみ、両替商が現在の銀行業に様変わりしていきます。

明治維新以来、誕生した銀行には、第一銀行、第二銀行、・・・などというように銀行名に番号が付されています。今でも、その名残をのこす銀行の看板を目にすることができますよね。

その当時、紙幣は金と交換できる「兌換(だかん)紙幣」でした。しかし、手持ちの金がないのに紙幣だけ刷ってしまう銀行があらわれ、大きな混乱を引き起こしてしまいます。そこで、明治政府は日本銀行という中央銀行をつくり、紙幣を発行する権限をそこに集中させてしまいます。

 

日本銀行の特徴は大きく分けて3つあります。

 

よく言われるのが、「銀行の銀行」という言葉です。

預金者が、ある銀行口座からヨソの銀行の口座に送金するとき、各銀行が日本銀行の当座預金口座を通してやり取りをします。送金した銀行の(日銀にある)当座預金は減り、送金された銀行の(日銀にある)当座預金は増えるのです。

 

2つ目は、「政府の銀行」としての機能を持つ側面です。

私たちが支払う税金は、日本銀行の金庫(国庫と言います。)の中に納められます。

 

3つ目は、前述したとおり、「紙幣」を発行できる唯一の機関ということです。

いかがですか?少々、日本の歴史を勉強した気分になりませんか。お近くの銀行が昔は何番目の銀行だったのか、少し、興味を持たれたのではないでしょうか。

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