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【ロイターより引用】

[マーケット(米ミシガン州) 12日 ロイター] – 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は12日、米連邦準備理事会(FRB)は雇用とインフレのいずれの目標も達成していないと述べ、利上げには時間をかけるべきとの考えを示した。当地のタウンホールで講演した。

総裁は「利上げに向けて積極的に動き始める前に、経済の自律回復を忍耐強く待つことができる」と強調。「利上げ再開には時間をかけるべきだ。インフレ率が低いなか、利上げを急ぐ理由はない」と述べた。

FRBは今月開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で、好調だった6月の雇用統計などの一連の経済データを精査した上で、米景気の回復状況について判断する。トレーダーらは、今月の利上げ可能性をゼロとみており、利上げは2017年半ば以降になると予想している。

一方で総裁は、今後の緩やかな経済成長を予想し、リセッション(景気後退)はないと主張。政策緩和の必要はないとの見方を示した。

総裁は「われわれにとって重要なことは、景気の過熱を防止しつつ、いかに多くの人々が職を見つけられるようにするかだ」と述べた。

総裁は今年はFOMC投票権を持たないが、来年は投票権を得る。

http://jp.reuters.com/article/kashkari-fed-rate-idJPKCN0ZS2VL

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【アナリストの着眼点】

ニュースの論調は、アメリカは緩やかに景気回復をしているが、利上げを急ぎ景気を腰折れさせるのは良くないので、利上げ判断はできるだけ後にずらした方がよいとするミネアポリス連銀総裁カシュカリ総裁の意見です。従来から、この投稿でも今年の最重要テーマの一つにアメリカの利上げ判断があると申し上げて参りましたが、今後も各地連銀の総裁の発言等これからも増えてくると思われます。ここで注目したいのは、それぞれの意見に振らされることなく、方向性を見極める必要があるということだと思われます。というのは、従来からFRBはマーケットの反応をしっかり見極めるため、情報を小出しに出して行くという方法論に出る時があります。所謂フォアードガイダンスというものです。今回の発言も加熱しつつある、米国市場の反応を少し確かめたいとする意向もFRBにはあったのではないでしょうか。

 

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