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【ロイターより引用】

[ニューヨーク 21日 ロイター] – 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で105円台に下落した。日銀の黒田東彦総裁が英BBC放送のラジオ番組で、中央銀行の国債引き受けなどで国民に直接お金を配る「ヘリコプターマネー」の導入を否定する発言をしたことが影響した。

終盤のドル/円JPY=は1%安の105.69円。黒田総裁の発言が伝わった欧州時間には一時105.41円までドル売りが進んだ。

ただ、その後BBCがインタビューは6月半ばに実施したと報じると、ドルは下げ幅を縮小。米国の新規失業保険申請件数や6月中古住宅販売といった指標が予想より強い内容だったこともドルを下支えした。

アナリストの間では、この日のドル安/円高は日銀が緩和バイアスを見直しているという観測が影響したというよりも、ポジション調整やこれまでのドル上昇の一服という側面が強いとの声が出ている。

ドル/円は過去2週間で5%強上昇し、黒田総裁発言前には6週間ぶり高値の107円台前半を付けていた。

コモンウェルス・フォーリンエクスチェンジのチーフ市場アナリスト、オマー・エシナー氏は「一時的な要素が消えていくとともに、幅広いドル高の流れが残ると思う。今日の円高は相場全体のトレンドの重要な転換ではなく、利益確定やポジション調整の動きだろう」と述べた。

ユーロ/ドルEUR=は、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が経済見通しを変更するかどうか判断するには時間が必要だとの見方を示すと上昇する場面があったが、終盤はほぼ横ばいになった。

ドル/円 NY終値 105.80/105.83

始値 106.31

高値 106.49

安値 105.66

ユーロ/ドル NY終値 1.1023/1.1027

始値 1.1014

高値 1.1058

安値 1.0981

http://jp.reuters.com/article/ny-forex-idJPKCN1012Y3?pageNumber=2

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【アナリストの着眼点】

一つのニュースにより、今まで一方向に進んでいた相場が反転し、逆方向に進みつづけるという現象はマーケットの世界ではとてもよくある現象です。今回の場合は、とても分かりやすい事例かと思われます。ヘリコプターマネーの話題でその実現性は多く議論される前に、マーケットが吹き上がりましたが、日銀黒田総裁にその意思が無かったことが報道されたことをキッカケに一気に逆流してしまったのです。一方向へ進む相場には、常に注意が必要です。

 

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