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【ロイターより引用】

[ウェリントン 23日 ロイター] – ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)のウィーラー総裁は23日、現在の政策金利見通しでは35ベーシスポイント(bp)の追加利下げを想定していると明らかにした。企業向けの講演で語った。

講演原稿によると、総裁は「中銀は現在の政策金利見通しで35bpの追加利下げを想定しており、これにより、経済を圧迫する多くのリスクのバランスを取りつつ、CPI上昇率を目標レンジ(1─3%)の中心値まで押し上げることが可能と考えている」と語った。

NZ中銀は8月11日、政策金利を25bp引き下げ、過去最低の2.0%とするとともに、追加緩和が必要になる可能性を示唆した。

総裁の講演後、ニュージーランドドルNZD=D4は対米ドルで一時、約0.5%上昇。ANZシニアエコノミスト、シャロン・ツェルナー氏は、投資家は講演で追加利下げの時期について詳細が示されると期待した可能性があると指摘。過熱する国内住宅市場の抑制策、あるいは11月の利下げ観測の高まりについて情報が得られると期待した向きがあったのかもしれないという。

総裁の講演内容が8月の政策決定後の声明と実質的に同じだったことが分かると、NZドルは上昇から下げに転じた。

NZ中銀はこの日、政策金利の方向性を示すとされる90日物銀行手形金利見通しを公表。見通しで約35bpの追加利下げが示唆された。

ウィーラー総裁は講演で、8月の利下げの主な理由について「短期のインフレ期待が一段と低下するリスクを減らすため」との説明を繰り返した。

中銀は先に、今後最低1回の追加利下げが必要になるとの見方を示唆したが、総裁は金利見通しについて金融政策の据え置きも急激な緩和も保証するものではないとの考えを示した。
http://jp.reuters.com/article/newzealand-economy-rbnz-idJPKCN10X274

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【アナリストの着眼点】

世界的な低金利政策の波及が止まりません。比較的金利が高いオセアニア通貨も、オーストラリアはじめ本記事にありますように、ニュージーランドも政策金利の引下げに動いています。このように世界がこぞって一方向に政策金利を低水準に誘導している状態は、過去例が無く投資を行なう環境を考えるうえでも前例の無い動きをすることも視野に入れていかなければならないと言わざる得ません。一方で、原油をはじめ、資源価格に底打ち感がでてきている昨今、再び資源国通貨の堅調さが戻ってきた場合は、景気の安定化をはかるシグナルの一つとしても良いかもしれません。

 

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