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人間同士でのお金の貸し借りは紀元前から行われていたとされています。ただ、債券という仕組みが生み出されたのはいつ頃でしょうか?今回は債券の始まり、つまりルーツをご紹介します。

債券の発祥には諸説あるのですが、マルコポーロの生きていた時代、つまり12~13世紀ごろに、イタリア北部の都市国家の政府が債券を発行したのがそのはじまりと伝えられています。債券は株式よりも先にできた仕組みで、数百年も前に作られた仕組みだと言われています。

債券という仕組みが始まったのは、当時の国王がどうしようもない人であったことが理由とされています。当時、国王は国の運営をするために、商人からしばしば個人的にお金を借りていました。

その後、国王が亡くなり、次の新たな国王に王位が移った際、新たな国王は「前の国王の借金は個人的なもので、引き継がない」と言い、借金を踏み倒したのです。

このような事態に商人たちは愛想を尽かし、お金を国王に貸さなくなりました。そのため新国王は国の運営をする資金が得られなくなってしまったのです。

そこで政府は、国王個人が商人からお金を借りるのではなく、政府としてお金を借り、その証拠として債券というものを発行すれば良いと考えました。

これが債券のルーツです。その後、債券は”約束手形”として多くの国や地域で発行されるようになり、長い歴史の中で仕組みが整備されていき、今では世界中で債券が使われるようになっています。

債券のルーツは国王の借金が理由だったというのは意外ではないでしょうか。
国王個人の信用から政府の信用でお金を借りるようにしたことが始まりというわけですね。

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