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「投資に興味はあるけれど、会社勤めで忙しくて分からないことも多いし不安だ」という方に、今回は働きながら投資をする強みをご紹介します。

個人投資家になったところで、金融のプロである機関投資家に勝てないと思っている方がいらっしゃると思います。素人である自分が個人投資家として市場に参加しても損をするだけで終わる、結局プロの人たちにカモにされるだけだと思ってしまうのだと思います。確かに、プロの機関投資家と比べて金融の知識は少ないでしょうし、最先端のトレーディングツールはありません。しかし、機関投資家よりも個人投資家の方が有利な面がいくつもあることも、また事実なのです。

 

1. 長期的な目線で投資が出来ること

プロである機関投資家は、四半期や月次単位で利益を出す必要があります。例えば、投資信託は多数の投資家からお金を出してもらっているので、決められた期間ごとに利益を出して分配金を支払う必要があります。それが出来なければ、投資家から資金を引き上げられてしまうからです。つまり、どうしても短期での利益を意識する必要があります。例えば、数年単位で見れば緩やかな株価上昇を描いていても、ある月だけパフォーマンスが5%悪化したら、損切りをしなければならない場合が出てきます。

その点、個人投資家は自分の資金で投資を行っているので、デイトレなど超短期のトレードをしない限り、目先の勝ち負けをそこまで気にする必要はありません。長期的に見て成長すると判断した銘柄を保有し続けることが出来ます。

 

2. 自分の判断で売買が出来ること

プロである機関投資家は、投資した銘柄についてその理由を問われます。運用している資金の出資者に対して説明責任が存在するからです。投資家を納得させられるような理由がある銘柄でなければ買うことは難しくなります。仮に、上昇する理由を説明出来ない銘柄を買って、株価が下落でもしようものなら、責任を取る必要が出てくるかもしれません。

その点個人投資家は自分の判断で投資が出来ることが大きな強みです。代表的なのは、下げ相場の時に投資出来ることでしょう。下げ相場の転換点を予測することはとても難しく、これから上げに転じることの理由付けをすることは困難です。そのため、機関投資家は下げ相場で買いを入れにくい場合があり、個人投資家のほうが先に動くことができる場合もあるのです。

また、機関投資家は資金の受託者としてどんな相場でも資金を運用する必要がありますが、個人投資家は、投資をしたくない時には投資をしないという選択が取れる点も強みです

 

3. 勤めている会社との分散投資が出来ていること

投資を始めるために調べていると、必ずと言っていいほど「分散投資」の必要性を目にするでしょう。「タマゴは1つのカゴに乗せるな(= 1つのカゴがひっくり返れば全てのタマゴがダメになるのを防ぐ)」と言われるなど、確かに分散投資は重要です。しかし、実は会社勤めをしながら投資をすること自体が、立派な分散投資になっています。

会社勤めであれ、投資であれ、自分が良いと思った会社を応援していることに変わりはありません。労働力を提供しているか、資金を提供しているか、という応援の方法の違いだと言うことができるのではないでしょうか。さらに会社勤めをしていれば、その会社が倒産しない限り給与という形でキャッシュフローが入ってくるので、投資で無理をする必要もありません。

このように、機関投資家と比較しても、個人投資家ならではの強みもあります。機関投資家に負けると決めつけず、個人投資家としての強みを活かしながら投資をしていきましょう。

 

 

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