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投資信託は、運用方法の違いでアクティブファンドとインデックスファンドの2つに分けることができます。今回はアクティブファンドについて、特徴やインデックスファンドとの違いをご説明します。アクティブファンドを知って、自分のスタイルにあった投資信託を選べるようになりましょう。

 

1. アクティブファンドとインデックスファンドの違い

A. アクティブファンド
アクティブファンドとはベンチマークを設定し、そのベンチマークを上回るパフォーマンスを目指して運用する投資信託です。またアクティブファンドの中でも様々な運用スタイルが存在し、代表的なものとしては「バリューファンド」と「グロースファンド」があります。

・バリューファンド
割安株をメインに選んで投資をしていくのがバリューファンドです。株価が割安な銘柄の中でも、利益や資産などからもっと株価が高くても良いと思われるのに株価が低いままとなっている銘柄が存在します。そのような銘柄をファンドマネージャーが探し出し、投資をしていきます。ファンドマネージャーが見つけ出した割安株は、きちんと判断される時がくると株価が上昇すると予想されます。そして株価の上昇に合わせてタイミング良く売買することで、ベンチマークを上回るパフォーマンスが期待できるのです。

・グロースファンド
高い成長性や高い収益性が期待できる将来性のある銘柄ばかりで運用をしていくのがグロースファンドです。
売上高の伸びや利益率の指標などの分析をもとにファンドマネージャーが将来的な企業の成長性や収益性を判断し、株価の上昇が期待できる銘柄に投資をしていきます。

アクティブファンドには、最初に投資対象とする市場や業種などを検討・決定し、それに合うような個別銘柄を選択していく「トップダウンアプローチ」と、個別銘柄の調査を重要視する「ボトムアップアプローチ」といった運用手法があります。

B. インデックスファンド

インデックスファンドとは、日経平均株価や東証株価指数などの株価指数(インデックス)をベンチマークとして、これらの株価指数の値動きに連動することを目指し作られている投資信託です。株価指数が上がれば基準価額は上がり、株価指数が下がると基準価額は下がるといったように、株価指数の値動きと連動していく運用を目指しているため、初心者でもわかりやすい投資信託です。

 

2. アクティブファンドのメリットとは?

アクティブファンドのメリットは、ベンチマークを上回る好パフォーマンスが出せる可能性がある点です。
アクティブファンドでは銘柄の分析や調査、組み入れる銘柄の決定などはそれぞれのファンドマネージャーが投資家の代わりに行います。そのためファンドによって運用成果は大きく異なり、運用成果のカギはファンドマネージャーが握っているといっても過言ではありません。アクティブファンドではベンチマークを上回るパフォーマンスを目指していくので、優秀なファンドマネージャーにあたればハイリターンも期待できそうです。

一方、インデックスファンドでは、ベンチマークの値動きとの連動を目指しているため、それ以上の利益を出すことは基本的にありません。したがって「投資信託でハイリターンを目指したい」と思う投資家にはアクティブファンドの方がオススメかもしれません。しかし、ファンドマネージャーの過去のパフォーマンスが良いからといって、これからの成績も良いという保証はどこにもありません。そのためアクティブファンドでハイリターンを目指す場合には、それ相応のリスクを負うことを忘れないようにしましょう。

 

3. アクティブファンドのデメリットとは?

a. コストが高い
インデックスファンドでは、日経平均株価や東証株価指数に連動するように、ほとんど機械化して運用を行っています。そのため販売手数料や信託報酬はアクティブファンドと比べて低く設定されており、コストを抑えて運用することができます。
一方アクティブファンドは、投資家の代わりにファンドマネージャーが銘柄の分析や調査を行ったり、売買のタイミングを図ったりするため、それに見合った販売手数料や信託報酬を支払う必要がありますので、アクティブファンドの方がインデックスファンドに比べるとコストが高くなります。
しかし最近では低コストであるアクティブファンドも登場しているため、運用実績はもちろん、コスト面も購入前にしっかりと確認しておくといいでしょう。

b. リスクが大きい
アクティブファンドは、相対的に高いリターンを期待できる一方で、リスクも高まります。例え優秀なファンドマネージャーであっても、ベンチマークを下回る成績しか残せないということもよく起こります。アクティブファンドが常にインデックスファンドのパフォーマンスより優れているとは限らないので注意しましょう。アクティブファンドはそのような投資信託であるということを理解した上で、運用をしていきましょう。

 

 

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