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VESTA Voiceは、News VESTAのスタッフが日ごろ受けた株式投資の相談を元にお届けするフィクションコラムです。

 

1. タンス預金とは

スタッフ

どうしたの?そんな青い顔して

友人

実は先週空き巣に入られちゃって…

スタッフ

え?それは災難だったね。。どのくらいの被害にあったの?

友人

実は10万円ほど。

スタッフ

結構な額だねそれは…

友人

密かに貯めてたへそくりを盗られちゃって

スタッフ

タンス預金をしてたってことね…。

友人

タンス預金?自分がしまっておいたのは台所の鍋の中だよ。

スタッフ

その収納場所もどうかと思うけど。。

スタッフ

タンス預金っていうのは、金融機関に預けられていない家計で保持している現金のことを指すから、タンスにしまってないお金もタンス預金って言うんだよ。

友人

えー!そうなんだ!てっきり鍋にしまってあるお金は、ナベ預金かと思ってた…

スタッフ

どちらにしてもタンス預金はあまりしない方がいいよ。

友人

え、どうして?

タンス預金ってやってる人たくさんいるし、お金が必要なときにATMに行かずとも、すぐに使えるから便利じゃない?

スタッフ

確かにすぐに使えるっていうのは、タンス預金のメリットの1つだね。

2.タンス預金のメリット

a.最高の流動性

タンス預金のまず挙げられるメリットは、すぐに使えること、つまり、「流動性」が高いことです。定期預金や株などの各種金融商品に投資をしていると、その投資資金をすぐに換金して使うことは出来ません。預金として預けていても、ATMから引き出す必要がありますし、夜間休日には手数料もかかります。その点、タンス預金ならば、すぐに買い物などの決済に使うことができるのです。

b.銀行の破綻リスクを回避

次に挙げられるメリットは、銀行が潰れて預金が無くなるリスクを回避することができる点です。銀行が破綻することなんてあるの?と思われるかもしれませんが、過去に破綻した例はいくつもあります。銀行が破綻した場合は、ペイオフ制度によって、預金額のうち1000万円とその利息までしか返還されない可能性があります。銀行に預けず、タンス預金として現金を持っていれば、そのリスクを回避することができます。

 

 

友人

おー!やっぱりタンス預金って良いことだらけじゃん!やっぱタンス預金をしてた自分は間違ってなかったってことだなー!

スタッフ

いやいや、タンス預金は実はデメリットの方が大きいんだ。

3.タンス預金のデメリット

a.盗難のリスク

タンス預金には、空き巣や強盗による盗難のリスクがあります。特に多額の現金をタンス預金する場合はリスクが大きいです。銀行預金であれば、現金の保管は厳重なため盗まれることはまずありません。また、あったとしても、損失を被るのは銀行であって、預金者が損をすることはありません。

b.災害のリスク

地震や水害、もしくは火事などが起こって自宅に保管してあったタンス預金が消失してしまう可能性があります。銀行預金をしていれば、預金通帳やキャシュカードの類が消失してしまったとしても預金を引き出すことは可能です。

c.金利がつかない

最近では、日銀によるマイナス金利政策を受けて、タンス預金をする方がいらっしゃいますが、マイナス金利が普通預金に適用されることは現時点ではありません。金利が1円もつかないタンス預金をしているよりは、少額ながらも金利がつく銀行預金や定期預金、国債で運用する方がオトクです。

 

友人

あー。。言われてみればタンス預金ってダメな点も多いんだね。。

スタッフ

そうだよ。それにタンス預金は日本経済を停滞させているとも言われているんだ。

4.タンス預金が日本を停滞させているとは?

今現在、日本では40兆円にのぼるタンス預金が存在すると言われています。これらのお金は経済に貢献していないお金と言えます。なぜなら、これらのお金がもし銀行に預金をされていたら、銀行を通じて、お金が足りていない人にお金が回っていたからです。銀行が預金を使って国債を買ったり、貸付をすることによって、国や企業にお金が周り、経済が活性化するのです。タンス預金はその流れを止めてしまっていることになります。

 

友人

そうだったんだ。タンス預金ってよく考えると、あまり良いお金の持ち方とは言えないんだね。

スタッフ

そうそう。それで、タンス預金や銀行預金以外にもお金の運用方法ってたくさんあるんだけど、その1つが投資信託を使った運用方法だよ。

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