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本日5月23日、富士通によるソレキア<9867>のTOBが不成立に終わったと発表されました。

それを受けて東証はソレキア株<9867>の一時的な売買の停止を決定。これは、投資家にTOB不成立という重要な情報を周知するためです。停止は1時間ほどで解除されました。

参考:ソレキア買収合戦におけるこれまでの流れ

佐々木ベジ氏の買収意図
終了間際のヤフオクに例えられるTOB合戦

ソレキアへのTOB不成立の理由

富士通によるTOBが不成立で終わった理由は、TOBへの応募株式数が予定よりも少なかったからです。TOBを実施する際には、買い取り株数の上限と下限を設定するのですが、今回富士通によるTOBの下限株数が44万5924株でした。しかし、TOBの期限であった昨日までに35万7765株の応募しかありませんでした。そのため、TOBは不成立となりました。なお、今までの応募株式の買い取りも行われません。

富士通によるTOB不成立の公式発表はこちらから確認できます。

ソレキア株式会社株券に対する公開買付けの結果に関するお知らせ

 

ソレキアへの買収合戦の概要

ソレキアに対して、富士通と佐々木ベジ氏率いるフリージア・マクロス<6343>がTOBを仕掛けていました。コトの発端は、2017年2月。佐々木ベジ氏がソレキアに対してTOBを仕掛けました。寝耳に水だったソレキア経営陣はこれに反発。関係の深かった富士通に助けを要請。富士通はソレキアの完全子会社化を目指すとして、ソレキアに対抗し、TOBを実施しました。その後、ベジ氏と富士通によるTOB価格の釣り上げの応酬が3ヶ月ほど繰り広げられました。そして、今日富士通のTOBが不成立に終わりました。

 

佐々木ベジ氏による買収が確定か

富士通によるTOBが不成立で終わりましたが、佐々木ベジ氏側のTOBは成立するのでしょうか。佐々木ベジ氏は富士通と異なり、TOBによる買付株数の下限を設定していないため、富士通のように応募株数の不足でTOBが不成立になることはあり得ません。よって2017年5月23日をもって佐々木ベジ氏のTOBが成立することと思われます。

今後は佐々木ベジ氏主導でソレキアの再建が進んでいくことと思われます。また、完全子会社化を目指していた富士通と異なり、佐々木ベジ氏は過半数に届かない範囲での株の買付を目指しているため、上場は維持されることと思われます。参考:公開買付説明書

ソレキアと佐々木ベジ氏の今後の動向にも注目です。

 

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