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自動車部品大手のタカタが民事再生法の申請を行うことが分かりました。

負債総額はなんと1兆円に上ると言われています。

これは製造業においては、戦後最大の額となります。

歴代の負債総額トップ3がどんな企業で、何が原因で巨額負債を抱えたのか調べてみたいと思います。

 

半導体メーカー | エルピーダメモリ

まず、歴代3位は、半導体メーカーのエルピーダメモリ!

エルピーダメモリは2012年に4800億円の負債を抱え、会社更生法の適用をしました。

エルピーダメモリはDRAMと呼ばれる半導体を製造していたメーカーで、2011年には売上高5000億円を達成していました。

しかし、半導体市場で競争力を保つには巨額の設備投資を続ける必要があり、有利子負債が5000億円にまで膨らんでいました。

さらに、海外企業との競争の激化や円高の進行などが重なり、会社の資金繰りにメドをつけることが出来なくなってしまったのです。

 

 

電機メーカー | パナソニックプラズマディスプレイ

歴代2位、パナソニックプラズマディスプレイです。

負債総額は、5000億円。

パナソニックプラズマディスプレイはパナソニックグループの一社でプラズマテレビの製造、販売を手掛けていました。

国内に5つの大規模工場を建設し、2009年には売上高3000億円を超え、プラズマテレビ市場において世界シェアNo.1という優良企業でした。しかし、その後、液晶テレビが普及するにつれてプラズマテレビの需要が激減し、2014年には売上高が200億円まで減少。過剰在庫をさばけない中、5000億円の負債を抱え、倒産する結果になりました。

 

自動車部品大手 | タカタ

さて、本命のタカタです。歴代1位の負債総額はなんと1兆円。ケタが違います。

タカタはエアバックの不具合により、リコールを余儀なくされ、その巨額のリコール費用負担が負債の原因です。

このタカタ製のエアバックが原因で、米国内だけで10人を超える死者を出しており、他国でも死傷者を出しています。

しかも、そのエアバックが世界中の自動車メーカーが採用していただけに、リコール費用が巨額になってしまったというわけです。最初は、エアバックの不具合を認めていなかったタカタですが、2015年に一転して認め、謝罪しました。リコールは自動車メーカーが費用を一次負担することで実施しましたが、タカタはその費用を返済することが難しいと判断したため、民事再生法の申請をする運びとなりました。

 

電子機器の高度化やグローバル化が進み、ますますリコールや市場の急変などリスクが増えていくと考えられます。

これからもこのランキングが更新されていくことと思われます。

 

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