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3月3日に任天堂から発売されたニンテンドースイッチ。4ヶ月が経過しても未だに品薄状態が続いています。

これは、今までの据え置き型ゲームではまれに見るヒットです。任天堂の前作の据え置き型ゲーム機Wiiもヒット作だと言われていますが、スイッチほどの品薄状態ではありませんでした。

今回は、ニンテンドースイッチがここまで品薄状態が続くのは、なぜなのかという点を考察しようと思います。

品薄状態で一番損するのは誰?

ニンテンドースイッチが品薄状態になって一番損をしているのは、誰でしょうか?

スイッチで遊びたいのに遊べない子どもたち?

スイッチを売りたいのに在庫が無い全国の家電量販店?

いえ、じつは任天堂自身です。

これは考えてみれば当たり前で、もっと在庫があれば問答無用で売れていたスイッチを売れない状態。つまり、莫大な機会損失が生じているからです。

この需要過多なタイミングを逃し、あとから在庫を確保しても、その時にはすでにブームが去り、スイッチの需要が激減している可能性だってあります。

需要が増えた時に適切に供給を確保することは、利潤最大化を狙う企業にとって、とても大事なことなのです。

 

スイッチの品薄状態が解消しないのはなぜ?

それでは、なぜ任天堂は発売から4ヶ月も経っているにも関わらず品薄状態に甘んじているのでしょうか。

「増産が追いつかないから物理的に不可能」

というのは違うと考えています。

なぜなら、数ヶ月経っても増産体制が整わないというのは考えにくいですし、ここまでの品薄状態になっているのは、任天堂定番の人気ソフトが絶妙なタイミングで出してきたからです。

マリオカートやスプラトゥーンなどのスイッチ対応のソフトが販売されるたびに、スイッチの人気が高まっています。

品薄状態を解消しようとするならば、これらのソフトの販売時期を延期も考えるはずです。それでなくとも、1ヶ月ごとに絶妙なタイミングで人気ソフトを販売しているのは、スイッチの人気が少し落ち着いたところで火をつけて、人気を維持し、品薄状態を継続させているように見えます。

 

任天堂がスイッチの品薄状態を解消しない理由とは?

では、なぜ任天堂は自社に不利になるスイッチの品薄状態を作り出しているのでしょうか。

それは、品薄状態を継続させる方がトクだと考えているからです。

スイッチを品薄状態にすることで希少感を演出することができます。品薄になると、スイッチを欲しいのに持っている人と持っていない人が生まれます。そうなると持っていない人は強く欲しいと思うようになり、需要が高まるのです。また、品薄だと報道されたり、口コミが広がることによって、さらに需要が高まります。

ここ数年間、業績も株価も冴えなかった任天堂ですが、ここにきて調子を取り戻し始めているようです。

 

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